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2008/11/11

最近読んだ本から

 「天空の舟」 小説・伊尹伝 上・下 宮城谷昌光著 文春文庫

 時々昼食を食べに行く中華屋の向いにある古書店の、1冊100円のコーナーで偶々見付けた本だった。少々書き込みが有るので、上下巻で200円になっていた。

 中国の夏の時代に生きた一人の男、伊尹の数奇な運命と夏の時代を描いている。

 夏の時代とは紀元前21世紀頃の中国。
 この頃青銅器が鋳造され始め、都市計画が出来て宮殿を中心にして道路が縦横に走っていたと推定されていて、奴隷社会に入ったと考えられている。

 この著者の本を読むのも初めてなら、中国の古代を題材にした本を読むのも初めてだった。
 三国志も未だ読んでいないが、多分この著者の物を読んだ後、三国志に手を出すだろうと思う。

 この本、確かに面白い!本を読みながら中国古代史の知識も得られ、同時に中国の地理も知ることができる。

 この本の中にこんな箇所があった。著者は伊尹をもって言わせている。「正義も過ぎれば悪となる」、成程そう云う説もあるか?と思った。

 私は自分が正しいと思ったら、自説を曲げる事が出来ない。一人の人間の正義も組織にあっては、邪魔になる事があるのか?

 答えは多分、イエスだ。ただ私は従わないだろうが。
 負けるが勝ちとか、長い物には巻かれろとか・・・、そういう方便は嫌いなのだ。

 そこが私の弱さであり、限界なのだろう。
 それで良いのではないか。正しい事が正しく行われないならば、遅かれ早かれ、そこから腐って行くだろうから。


 ともあれ、この本をもう一度読み直してみよう。そこで私の意識は変わるのだろうか?学びは多分に有ると思うが、意識が変わるかどうかは、定かではない。


 いつも読んでくれてありがとう! 感謝を込めて おっちゃん拝

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