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2008/10/16

いずれは自分も辿る道

 今日も用事で銀行へ。
 ATMコーナーには若い警察官が配置されて、振込めサギの予防に努めていた。そして一人のお年寄り(男性)に声を掛けた。

 爺さんは(失礼)、振込めサギの被害額を聞いて驚きの声を上げ、十分注意しようと答えたまでは良かったが、自分の人生を語り始めた。

 戦争に行った話、中国やロシアの話、現在の日本の風潮などを、若い警察官に向って滔々と捲し立てていた。

 他のお年寄りにも声を掛けなければならない警察官は、爺さんの話を遮り、振込めサギに対する注意を呼び掛けていたが、先ほど立っていた位置に戻ると、まだ爺さんが横にいて、さっき話の続きをやり始めた。

 
 「うるせえ」とも言えず、「あっちに行け」とも言えず、若い警察官は複雑な面持ちで、話を聞いているような顔をしていた。

 
 私が用事を済ませ、バイクのヘルメットを被ろうとした時になって、やっと爺さんは銀行から出て来た。

 話を聞いてもらえて良かったね、爺さん!

 いずれは自分も辿る道なれど、癒し難い老人の孤独を見た気がした。

 
 話相手のボランティアが有るそうだが、私には未だ務まりそうも無い。

 同じ話の話の繰り返しでも、否定せずに聞く忍耐と寛容が必要だろう。

 未熟な私には、まだ備わっていないような気がする。


 今日も読んでくれてありがとう! 感謝を込めて おっちゃん拝

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