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2008/01/30

仁と信、そして五省

たからちゃんと品川のスターバックスで話をした中で、
たからちゃんからの提案もあり、たからちゃんネットに投稿した、
仁と信、そして五省を、改めて「高木のおっちゃんの独り言」にも掲載させて頂きます。

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最近読んだ本の中に、氣になる言葉がありました。
講談社発行 井上靖の「孔子」から、仁と信を挙げたいと思います。

「仁」という字は人偏に”二”を配している。親子であれ、主従であれ、
旅であった未知の間柄であれ、兎に角、人間が二人、
顔を合わせさえすれば、その二人の間には、
二人がお互いに守らねばならぬ規約とでもいったものが生まれてくる。
それが”仁”というもの、他の言葉で言うと、”思いやり”、
相手の立場に立って、ものを考えてやるということ。


人間は嘘を言ってはいけない。口から出すことは、なべて本当のこと、
真実でなければならぬ。
これはこの現世で生きてゆく上での、
人間同士の約束、暗々裡の契約である。
人間がお互いに相手の言うことを信ずることができて、
初めて社会の秩序というものは保たれてゆくのである。
 
このように、人間が口から出す言葉というものは、”信ずるもの”であり、
”信じられるもの”でなければならない。
それ故に”人”という字と、”言”という字が組み合せられて、
”信”という字はできているのである。

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と、このように書かれていました。
毎日ニュースを賑わしている偽装事件や、
背任行為などを観るに、聞くに、「仁」も「信」も無くなってしまい、
このような事が起こっているのだと思いました。
少なくとも、私自身は「仁」と「信」に背かぬ生き方をしたい。
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また、もう一つは、旧海軍兵学校で使われていた「五省」です。

江田島海軍兵学校の「五省」とは、
海軍兵学校の生徒が一日の終わりに自らを省み、
下記の五項目を暗誦したのだそうです。

一、至誠に悖るなかりしか (悖る)もとる
一、言行に恥ずるなかりしか
一、気力に欠くるなかりしか
一、努力に憾みなかりしか (憾み)うらみ
一、不精に亘るなかりしか

現在の言葉で言えば、
一、不誠実な行動はなかったか
一、言動に恥ずべき点はなかったか
一、気力に欠けるところはなかったか
一、悔いを残さないよう、諦めずに努力をしたか
一、不精をせず、最後までものごとに取り組んだか

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と、著者は教えてくれています。
私などは、不精に明け暮れ、大言壮語ばかりで行動が伴わず、
反省する事しきりです。
今後はこの「五省」を部屋に掲げて、
少しでも努力出来るようにして行きたいと思います。

また、この本には、その他にも、
人間として最低限守らなければならないマナーや、
英国、米国の士官学校の掲げるモットーなどにも触れていて、
リーダーを育てる教育が、どういうものかを教えてくれています。
人間として正しく生きるための指針とも成り得る一冊だと思います。

江田島 海軍兵学校  究極の人間教育
著者 徳川 宗英(とくがわ むねふさ)
講談社 2006年12月12日 発行

心にとまった言葉がありましたので、紹介させて頂きました。
長文になり、大変失礼致しました。

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尚、赤い字の部分は、こちらに掲載するに当たって加筆した部分です。

いつも読んでくれてありがとう! 感謝を込めて おっちゃん拝

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