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2005/08/15

連日の雷雨

夜に入って雷鳴が轟き始め、今日で3日続いての雷雨である。部屋の明かりを消して外を眺めていたら、稲光のたびに一瞬真昼のような明るさとなり、激しい雨に打たれる木々や無人のグラウンドが写し出された。街路灯の光の束の中に雨が突き刺さるような勢いで降っていた。稲妻が北の空を真っ二つに断ち割るように地上に落ちて行き、少し遅れて雷鳴がズシーンと轟いて、手を置いていたアルミサッシの窓が震えた。このエネルギーが上手く利用できたら凄いだろうなーと子供みたいな事を考える。しかしあれだけのエネルギーを蓄えて置くことなんか、どだい無理な話だなとも考える。

次第に雷鳴が遠くなり、雨音が小さくなって行く。台所に立ち手ごろな鍋に水を張りレンジに掛ける。1袋100円で買ったじゃが芋をたわしで洗い少しの塩とじゃがいもを鍋に入れ、レンジに火をつけた。
17歳の頃通っていた定時制高校の仲間と3人で奥日光にキャンプに行った事を思い出していた。奥日光に着いて夕方前、刈込湖だったか切込湖だったかの近くへ辿り着いた時、辺りが暗くなり雷が鳴り始めた。そのうちバケツでもひっくり返したかのように激しい雨が降って来た。ピカーッと空が白く光ったと思ったら、カリカリカリガーンと凄まじい音が響いて僕らの後ろの方に雷が落ちた。僕は3人のしんがりで豪雨の中で頭を抱えてウワーッと悲鳴を上げていた。伏せていた身体が一度浮き上がったような氣がした。すこしたって身体を起こして後ろを見ると大きな木が裂けて、幹から白い煙が上がっていた。落雷のあった木から20メートルも離れていなかったようだった。ガタガタと身体の震えが暫らく止まらなかったのを覚えている。その後、空も晴れて湖畔でテントを張った。夜8時頃であっただろうか?山から女性の声が聞こえて来て、テントから出てみるとぽつぽつと光が女性の声と共に山の上の方から僕達の方へと下りてくる。一瞬ぞーっとした。おばけ?3人で顔を見合わせた。だんだん光と声が近くなって来て、歌声だと氣が付いた。僕等から少し離れた所にテントを張り始めたので、行って聞いてみると女性ばかりの何処かの大学のワンダーフォーゲル部だと言った。僕達3人はテントの中で相談し、さっそく友達になろうと邪まな心を抱いて、差し入れに行くと、明日は朝早いので失礼しますと、ばっさり振られてしまい、僕等はウイスキーで残念会をして翌朝起きて見ると、焚き火の跡以外何物も無く、あれは本当にお化けみたいだったな笑い合った。もう40年も前の夏のことだ。
今日も読んでくれてありがとう 感謝を込めて おっちゃん拝

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