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2005/05/06

酋長のデビュー

昨日、ブックオフで買った文庫の中にローレンス・ブロックの「砕かれた街」という本を今朝から読み始めた。ローレンス・ブロックは幾つかのシリーズを書いているが、俺が好きなのはマット・スカダーというアル中で(今ではもう飲んでいない)”もぐり”の”もぐり”って未登録のって意味だよ、探偵が活躍するシリーズだ。マット・スカダーはニューヨーク市警察の巡査だったんだが、強盗に出くわして発砲した。弾丸は跳躍弾となってヒスパニック系の女の子(9歳だったか)に当たって死なせてしまい、それは偶然の事故だったのだがマットはその事件以来、酒に頼るようになり、アル中になってしまうのさ。家庭も崩壊しちまって離婚、警察も辞めて安ホテル住まいの
”もぐり”の探偵で暮らしているって筋書きだよ。先日九代目を襲名したばかりの林家正蔵がこのシリーズが好きだと言っていた。「分ってるね林家」でも今朝から読み始めたのは初めて登場したものだ。舞台はニューヨークさ。ニューヨークは分り難いね、なにせ行った事がないから。地図を見てもピンと来ないんだよ。ニューヨークの地図かい?持っているよ、地図を見るのは好きなんだ。それに小説を読む時に必要なのさ。鬼平犯科帳だって、剣客商売だって、御宿かわせみだってマット・スカダーのシリーズだって地図を見ながら読んだら面白さが倍増するぜ、酋長が保障するよ。本当さ、やってみると良いよ。えっ、いつもの口調と違うって?そうだよ、これを書いているのはおっちゃんじゃぁないんだよ。今日は酋長が書いてるんだ。ニフティーのBlogはコースによって何人かのライターを招待できるんだ、「自分以外のライター」を招待できるんだよ。そこでおっちゃんも酋長にライターを割り当てたんだけど、正式に登録する事は出来なかったんだ。何故ってかい?同一人物じゃ駄目なんだってさ!おっちゃんと酋長とは元は一人の人間さ。でもかなり違うキャラクターなんだぜ。どう違うかは説明しないよ、そのうち分るからさ。今の時点では酋長の方が”素”の部分に近いね。おっちゃんだって別に氣詰まりなキャラクターじゃ無いよね。でも少しスクェアーなんだよ。酋長じゃなくて「愚図安」にしようかとも思ったんだけど止めておいたよ。確かに愚図なのさ、それは当人が一番よく知っている事だし、それでいつも悩んでいる。物事が上手く進められなくて本当に落ち込んじゃってる時もあるしね。「覇気があれば、あんた出世するよ」って、占い師に見て貰った時に言われたよ。覇気?生まれてくる時にお袋の腹の中に忘れて来たようだ。お袋は亡くなっちゃったし、取り返しに戻るわけにも行かないだろう?。そんな訳で今日が酋長のデビューだよ。何族の酋長かって?クッチャネ族さ。(さもなければ、ケシチャカキ族)
じゃぁ又お目にかかるよ!

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コメント

酋長さん、こんばんわ。
酋長さんで思い出すのはアイヌ民族です。

なんかかっちょええ口調ですなー
酋長の参上を、こいからも楽しみにしてるよ。

P・S
藤の花を撮りに行く体力がなく
満開になってきてるらしいけど行けない。
ぬーとしちゃってる、へいぽーでしちゃ。
あ!おっちゃんを見習ってプールに行き始めたよ。

投稿: へいぽー | 2005/05/07 00:53

へいぽーさん おはよう!
今年になってからプールにはまだ行ってないんです。すぐ近くで写真を撮ったのに。

氣が抜ける事は有るよねー。そんな時は、ぬーとしてたら良いですよ。

おっちゃんが以前Blogに載せた藤棚も今満開で、藤棚の下のベンチには何時も誰かしら座っている。一休みしている郵便配達、セールスマン、犬と散歩に来た人、時にはホームレスの叔父さん。そして僕も。花の下に居ると誰もが一時は辛い事も忘れた顔をしているように見えました。

投稿: 高木のおっちゃん | 2005/05/07 04:13

マッド・スカダーの場合、翻訳家の田口俊樹さんがいいだよね。対面していると、はにかんだような、少年のような微笑をたやさない。あの内省的なお人柄から、あの文章がつむぎだされるんだ。

NYで、7番街と8番街のあいだ、45丁目の、スカダーが住んでいたようなボロ・ホテルに滞在したことがあります。廊下は荷物だらけ。泊まっているのはヒスパニック系の貧しい人たち。NY在住の友人に「すぐ、移れ」とお説教されたっけ。

エレイン・マーデルが、これまた趣味のいい女性なんだよね。彼女のアパートは、イースト側の1番街と2番街のあいだの51丁目の、窓の外にイースト・リヴァーとルーズヴェルト島ののぞめる高級なところ。
そういうアパート(エイヴォン社の所有)にも滞在したことがあって、ひとしきり、なつかしい。

いえ、ぼくブログは、『鬼平犯科帳』の盗人の生国しらべで、スカダーとは無関係。すみません。

投稿: ちゅうすけ | 2005/05/07 10:05

ごめん。ミス・タイプ。マット・スカダーです。マッドじゃ、おかしい。

投稿: ちゅうすけ | 2005/05/07 10:07

種明かしまでたどり着くまでは、本当に招待ライターさんかと思っちゃった・・・。(^_^;)
いろんなキャラを持ってるって楽しそうね~。

投稿: keikono3 | 2005/05/07 12:32

ちゅうすけさん はじめまして。
よく「身の丈」って言いますよね、先日もTVで山本一力さんがこの「身の丈」って言葉を使って池波正太郎先生のことを話して居られたけれど、マット・スカダーにも「身の丈」を感じるんです。きっとそんな所に惹かれたんでしょう。鬼平は人物相関図なども作りながら読んだら面白くなるのでしょうね。ちゅうすけさんは多分もうやっていらっしゃる? NYにもいらしたんですか。一度行って見たいと思っていますが、未だ実現出来ずにいます。
是非またお立ち寄り下さいまし。

投稿: 高木のおっちゃん | 2005/05/07 14:03

keikono3さん こんにちは。
どうも人間が欲張りに出来ているようで、
おっちゃん一人では何となく物足りなくなってしまい、
実像よりおっちゃんは少し優等生?なので、
より実像に近い「酋長」を登場させました。
時々「酋長」が顔を出しますので、これからも宜しくね。

投稿: 高木のおっちゃん | 2005/05/07 14:18

ちゅうすけさん
翻訳家の田口俊樹さん(二見書房でのローレンス・ブロックの翻訳をしている)とお知り合いとはすごいねー。

エレイン・マーデルのような恋人(二人は結婚したね)が居たり、TJみたいな若い友人や、ミック・バルーのような裏も表も全部知っていて何気なく見ていてくれる友人が居たり、そんな人生なら世の中も捨てたもんじゃぁないだろう。

恋人も女房も居ないけど、そう意味でなら俺だって捨てたもんじゃぁない! 何人かの良い友達や何時も気遣ってくれる親戚もあるからね。じゃぁまたお目にかかるよ! 酋長

投稿: 高木のおっちゃん | 2005/05/07 20:52

>高木のおっちゃん、でいいの?

うん、ニユーヨークに凝って、春秋2回ずつ、10年間ほどかよったかなあ。30年から20年前の話。

そのうち、興味の対象が英国へ移って、イングランドのあちこち(キングス・リンの競馬場まで)、スコットランドの端、ネス湖の入り口(インバ・ネス)や何カ所ものスコッチの醸造元まで見てまわりましたが、これも10年で飽きて、いまや、江戸。
長谷川平蔵。司馬遼太郎、藤沢周平、北原亜以子。

酋長といえば、イエローストーンの近くでシヤイアン族の酋長に会いました。
ティートン山塊の麓で、雪で餌に困っているムースにも会いました。ティートンって、ほら、「シェーン、カムバック」の、あの家の背景にあった山。

また、ね。


投稿: ちゅうすけ | 2005/05/09 16:06

ちゅうすけさん お越しなさいまし。
ひょっとして、佐島様でござんすかぇ?
ニューヨークからイングランドねぇ、
大層遠い所まで行かれましたねぇ。
昔アラン・シリトーを読んだことがござんした。
あれは「ノッティンガム」でしたかね?
あっしはこの島国から出たことがねぇものだから、
とんと了見が狭くていけません。
シャイアンの酋長に会ったそうで、そりゃぁ何よりだったですね。
アメリカの良い所はみんな白人達が取り上げちまって、
ネイティブの皆さん方ぁそりゃぁご苦労なすっていらっしゃる様だ。
あっしは若い頃、山本周五郎先生を読んだのが始めで、
今は山本一力さんと宇江佐真理さん、北原亜以子さんなどを読んでおりやす。
それじゃぁ又、寄っておくんなさい。

投稿: 高木のおっちゃん | 2005/05/09 17:19

さすがだ、高木のおっちゃんさん。
佐嶋とばれましたか。

いま、迷っているのよ。長谷川のお頭は、移れ、移れ、とおっしゃいますが、こっちは、先手弓の第1組の堀さまのところから借りられている身なもので、いつ、また堀組へ帰らなければならないかも知れません。
ですから、弓の第1組の与力の屋敷---いまの牛込の二十騎町(ここに、2タ組の与力の屋敷があったからの町名)を出るに出られず---。

それなのに、池波先生は、勝手に、四谷坂町の弓の第2組に住んでることになさってしまって---。
恥ずかしいったら、ありゃしない。

投稿: ちゅうすけ | 2005/05/11 16:27

ちゅうすけさん おっと佐嶋様 お越しなさいまし。
確か佐嶋様は堀帯刀様のご配下でしたかしらん。
しかし長谷川様は佐嶋様のお力を必要となされ、
お側で働いて欲しいと言われたんでしたね。
池波先生の脚色と言ってしまえば、身も蓋もねぇ話ですが、
あっしらに取っちゃぁ嬉しい話なんですよ。
彦十のとっさんもおまささんも佐嶋様のいらっしゃらねぇ事にゃぁ
長谷川様だってあれほどのご活躍は出来ねぇって常から言っておりやしたから。
四谷と牛込なら目と鼻の先だなんて事はいわねぇが、
まぁ硬え事ぁ言っこなしで、そのうち軍鶏でも突付きに行きやしょう。
ねえ佐嶋様!

投稿: 高木のおっちゃん | 2005/05/11 22:27

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