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2004/09/11

映画「こんばんは」鑑賞記

夜間中学校の青春
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今朝は9時前の起床になってしまった。昨日は腰の治療を休んだので、今日は映画を見る前に腰の治療を受けたいと接骨院に行く。待合室で暫らく待って、私の番が来た。昨日治療しなかったので腰と背中が張っている。先生は今日も丁寧に治療してくれる。映画の開始時間には間に合うように、家を出て来たが、やはり時間が気にかかる。
治療を終えてスクーターを駅前において、東中野へ。ポレポレ東中野の前にはすでに人が沢山いた。映画館は地下にあり、入場を待つ人の列に並ぶ。少しずつ進んでやっと館内へ入ると、小さな映画館だ。席も8割ほど埋まっていて、前から2番目の列に座れた。

映画が始まった。夜間中学の生徒は、家庭の事情で中学へ行けなかった人。戦争中に日本へ連れてこられて、勉強する暇も無く働き続けてきて、やっと勉強できる時間を持つ事が出来たお年寄り、紛争中の母国を離れ、日本に来た青年。いじめで不登校になった少年など、年齢も事情も様々だ。子供の頃、戦争が有り戦争が終わった後、兄さんと工場を作り、仕事で忙しく学ぶ時間が無かった為に、兄さんが亡くなった時に、字が読めず、弔辞を読む事が出来なかった事から、夜間中学で学ぶ事を決心した話に涙が私の頬を伝わり落ちる。あちこちで鼻をすする音が聞こえる。生徒の最年長者は、なんと91歳だ。宮沢賢治の雨にも負けずの授業で、一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べと言う所で、玄米四合は、食い過ぎだと年配の生徒からの声に、館内からも笑い声が上がる。先生方も生徒一人一人が理解できるよう、ゆっくりだが丁寧に授業してゆく。運動会や移動授業などもあり、それは楽しく盛り上がる。私の表現力が拙いせいで、あの感動を上手く表現できない歯痒さを今味わっています。とにかく一人でも多くの人に見てもらいたい映画です。映画が終わり、森康行監督の挨拶があり、最年長の生徒さんは卒業した後も、聴講生として毎日登校しておられるとの事、またお母さん意外とは、誰にも口をきけなかった少年は、話が出来るようになり、運動会にも出て1500mを完走し、卒業後は高校に通っているとの事でした。入り口で記事の先頭に写真を載せた「夜間中学校の青春」を買い、外に出ると見城慶和先生も居られた。本には先生のサインがすでにされて有ったが、見城先生はわざわざ筆記用具を取りに行かれて、私の名前を書いて下さった。見城先生に、映画の感想をお伝えし、握手をして頂き、早く記事にしたくて、外で食事も摂らずに帰って来たのです。
パンフレットにあった、映画「こんばんは」上映普及のお願いをコピーしておきますので、読んで頂きたいと思います。
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この映画を見る機会を与えてくれた従姉妹、
こずえちゃんにありがとう!
そして、見城先生、森監督、この映画に携わられた多くの方々、夜間中学校の先生方、生徒の皆さん、ありがとう!
長く舌足らずな文章を、読んでくれてありがとう     おっちゃん拝


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コメント

高木のおっちゃん、こんばんわ。
とうとう観てきたんですね。感想を待っておりました。よかったみたいですね。幾つにもなっても学ぶ事には魅力が、それだけあるという事ですよね。

投稿: へいぽー | 2004/09/11 23:54

へいぽーさん こんばんは。とても感動した映画です。あの映画から力を貰いました。今月末から初心者水泳教室が始まります。慣れて来たら、エクセルとワードを習得したいと思い始めています。そうですね、幾つになっても新しい知識を得る、一緒に学ぶ連帯感、それが魅力でしょうね。かく有りたいと願うおっちゃんです。

投稿: 高木のおっちゃん | 2004/09/12 00:09

おっちゃん、こんばんは(^_^)
腰のほうはよくなりましたか?

「こんばんは」今日が初日だったんですね。
おっちゃんのレヴューを拝見して、作品に対する興味が湧いてきましたよ。
ポレポレ東中野での上映が朝1回だけなので、行けるかどうかはちと微妙ですが、なんらかのかたちで観たいと思います。

投稿: Cafe Society | 2004/09/12 02:55

Cafe Societyさん お早うございます。
10時50分から1回だけですから、
スケジュール的には難しい事もあるでしょうね。
出来たら行って見て下さい。
>なんらかのかたちで観たいと思います。
はい、心からお勧めいたします。

投稿: 高木のおっちゃん | 2004/09/12 08:30

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